風邪の養生法
安静にする
① 熱がある間と熱が下がってからの1~2日間は休養をとるようにする。
② 熱がある間はテレビを見たり、長時間の読書をさけるようにする。
③ 睡眠は普段よリ1~2時間余分にとるようにする。
保温・保湿
① 体を暖かくするための衣服の調節に気を付け、汗をかいたら肌着を取り替えて体を冷やさ ないようにする。
② 冷たい空気・乾燥した空気・タパコの煙などで気道を刺激しないよう注意する。外出時に
はマスクを用います。
③ 熱が38℃を越すようでしたら頭を冷やしすぎないよう注意しましょう。
④ 部屋の湿度は40~60%になるように加減すること。電気ストーフは特に部屋を乾燥させ
るので要注意です。
栄養を摂る
① 抵抗力・回復力をつけるためにビタミン類のバランスに気を付けて、必要なビタミンの補給 をする。
② カロリーの高い消化しやすいものを食べること。特にビタミンC、B2、Aを多く含むものを充
分摂りましょう。
③ しょうが湯は熱いお湯で飲むと身体があたたまります。寒い時期に最適な飲物です。
発熱や咳によるエネルギーについて
① 風邪をひいた時、体温1度上昇に要するエネルギーの消費は、基礎代謝の10%近い値に なると考えられます。
② 咳の場合も、咳を繰り返すことにより、エネルギーが消費されます。