とにかく歩こう、体を動かそう

運動なくして健康長寿はあり得ません。日常生活のなかに運動習慣を楽しくとり入れましょう。家事も立派な運動

家事、買い物をする

 体を動かすという意味で一番身近な方法は、家事をすることです。体を動かすことを意識してやれば、家事も立派な運動、身体活動です。料理、掃除、布団の上げ下ろしなどを積極的にやりましょう。また、買い物は日常生活の中で、ウォーキングやサイクリンクを兼ねた貴重な運動の機会です。男性も積極的に参加しましょう。

基本はウォーキングとにかく歩こう

ウォーキング ウォーキングほど誰にも手軽にできて、しかも効果の高い運動はありません。肥満などの生活習慣病の危険因子を撃退し、体全体の免疫力を大きくアツフしてくれます。健康づくりのための目標歩数は1日に男性で9200歩以上、女性8300歩以上。日本人の平均はこれより1000歩ほど足りないのが現状です。あと1000歩(10分)多く歩きましょう。
●歩数の目安 だいたい10分間歩くと1000歩と考えれば、そう大きく狂うことはありません。距離にすると、その10分間(1000歩)で、600~700m歩くことになります。

正しい歩き方を身につける

不自然な姿勢で歩いていると効果が上がらないばかりか、足を痛める危険性もあります。正しい姿勢を身につけましょう。
正しい歩き方
①顔を正面に向け、首も前後左右に曲げない。目はまっすぐ前を向く。
②背筋をまっすぐに伸ばし、軽く胸を張る。
③腕はひじを軽く曲げて、リズミカルに大きく振る。
④おなかは軽くへこませ、緊張感をもたせる。お尻はキュッともち上げるつもりで、後ろに出っ張らせない。
⑤足はかかとから着地。足の裏全体で地面をとらえるつもりで、最後はつま先で蹴るように意識する。

楽しく歩く

楽しく歩く ウォーキングがいくら体によくても、続かなくては意味がありません。そのためには、歩くことが楽しくならないといけません。自分に合った楽しい歩き方を見つけましょう。
ウォーキングを楽しむコツ
●友だちと歩く 気の合う友だちとおしやべりのできるくらいの速さで歩く。励まし合うことで、やる気や目的意識も高まる。
●好みのコースをつくる 都会でも横町や公園、緑の小道などは探せばあるはず。好きなコースを見つけよう。
●音楽を聴きながら 好きな曲を聴きながら歩けば、心地よいリズムが生まれる。
●アロマセラピーウォーキング 好みの精油(エッセンシヤルオイル)を服のえりの裏などに1、2滴振りかければ、香りを楽しみながら歩ける。
●水中ウォーキングをする 水圧と浮力のおかげでウォーキング効果が高く、ひざや足首の関節を痛めることもない。
やってよかった!!ヘルスアップ(社)全国社会保険協会連合会より抜粋





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