高血圧にご注意

血圧測定  最近、健康関連のテレビ番組が目立って増えています。生活者の健康の維持・増進に対する関心がとみに高まっていることを反映しているものと思われます。
 先日、NHKの「ためしてガッテン!」で高血圧がテーマとしてとりあげられていました.血圧は精神的・身体的に非常に変動しやすく、ある1時点の値では代表できない。そこで、60歳代後半の方が被験者となり、24時間自動的に血圧を計測・記録する装置をつけ、その間の行動記録と対比して血圧測定結果が示されていました。当然ながらリラックスして気分のよいときの血圧は低く、例えば勝負事で興奮したときには高くなっていました。そして、日常生活の中で血圧が高くなる状態をいかに少なくするかが重要であるかが強調されていたようでした。
 高血圧は、高血清脂質、高血糖などとともに、死因の2・3位を占めさらに増加している心疾患、脳血管障害の危険因子として挙げられており、その管理は重要なことはいうまでもないことです。ただ、測定結果に一喜一憂することなく、前向きな心を持って生活することも、同時に大切であることをつけ加えておきたいと思います。
佐藤薬品工業株式会社






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