健康で長生きが大切

 去る7月16日原生労働省から、平成15年簡易生命表による平均余命が公表されました。男の平均寿命が78.36年、女の平均寿命が85.33年で、男0.04年、女0.10年それぞれ前年を上回っております(平均余命というのは各年齢において今後平均何年生きられるかを示したもので、0歳の平均余命を平均寿命といっている)。
 死因は、1位ガン(全死因の31%)、2位心疾患〈15.5%)、3位脳血管障害(13.3%)の順になっています。一方、平成14年患者統計による総患者数では、ガンが128万人に対し、心疾患、脳血管疾患および高血圧性疾患を合わせた循環器系疾患は927万人と圧倒的多数になっております。しかもこれら循環器系の疾患は、一般的に病気の発生に気付きにくいうえ、治りにくいのが特徴です。
 定期的に検診を受けるとともに、日ごろから食事に気をつけ、適度な運動を続け、健康な状態で生活を楽しみたいものです。




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