簡単な手の刺激でダイエット

脂肪燃焼効果・ウエストのダイエットに最適おなかのたるみ・ぜい肉は、とってしまいましょう。
 ウエストについたぜい肉をできるものならば、ごつそりと取り除きたいですよね。おなかやウエストのたるむ原因はいくつか考えられます。もちろん食べすぎによるカロリーオーバーはいうまでもありません。その他、意外かもしれませんが、腹筋の筋力低下が大きな原因になっているのです。
 腹筋のなかでも、ウエストのくびれに関係する「わき腹」部分の腹筋(外腹斜筋と内腹斜筋)があり、わき腹の筋肉が強ければ強いほどウエストはくびれ、弱ければ弱いほど太くなってしまいます。ですから、ウエストにくびれを出すためには、わき腹の筋肉を鍛えることが重要になります。
 腹筋が弱くなると、お尻の筋肉もゆるんでしまい、垂れ下がったり、骨盤や胸郭(胸のまわりの骨組み)を体の前方で支える力が弱くなります。そのため、上半身は前かがみになり姿勢が悪くなってしまいます。
 上半身が前かがみになると、腰の骨が前方に彎曲して、筋肉が緊張するため、腰痛も発生してしまうのです。
 また、腹筋の低下によりおなかがたるむ、余分な脂肪もついてくる、胸や首の部分の骨にも負担がかかって彎曲してしまい、首の痛みや肩こりも発生しやすくなってしまうなど、いろいろな症状も伴います。
 こんな状態のときには腹筋だけでなく、体全体の筋肉が弱くなっていると考えられます。当然、内臓を支える力も低下するために内臓下垂になつたり、また腸の働きも悪くなるので消化不良や便秘にもなりやすくなるのです。
 腹筋の低下は、いろいろなデメリットをもたらしますので、たかが腹筋と思うかもしれませんが、それが弱ると弊害は体型の変化だけにとどまらないので、注意しましょう。
 わき腹をつかんで腹筋強化・ダイエット
 つらい腹筋運動は、長続きしないので、わき腹をつかんで腹筋強化がおすすめです。
 わき腹をつかむことは誰でも簡単にでき、効果も上がりやすい腹筋強化法です。
 わき腹つかみをつづけて腹筋が強くなってくれば、ウエストをはじめ、おなかやお尻のたるみも引き締まってきます。
 骨盤や胸郭を支える力もついてくるので、姿勢がよくなり、腰痛や肩こり、首のこりも徐々に消えると同時に、内臓下垂や消化不良などの内臓系のトラブルも改善に向かうでしょう。呼吸活動も高くなり、血液の循環もよくなります。老廃物の排泄や筋肉運動のエネルギーの燃焼効果も高まり、長い目で見れば、ウエスト部分だけでなく、体全体のダイエットにもつながるのです。
ー日約10分好きなときに
 めんどうくさいと思われる方でも、ひとつひとつがとても簡単なうえ、かかる時間も10分程度。けっこう気持ちがいいので、あっという間に終わると思います。
 ウエストやせの速効性も期待できるので、毎日つづければウエストやせに加えて全身のデイエット、そのうえ腰痛、肩こりなどの症状もよくなります。
 これほど簡単で、いろいろな効果が期待できるマッサージも少ないのではないでしょうか。
 なお、わき腹をつかんでのデイエットは1日1回、時間は10分が目安です。朝でも夜でも、都合のよい時間に行えばよいでしょう。
わき腹をつかんで腹筋強化・タイエツト
わき腹をつかんで腹筋強化・タイエツトその1
①右わき腹部分の骨盤の一番高いところに両手をそろえて、指の腹で押し込みます。指を小さく回しながらマッサージをします く指は5回まわす)
②両手の指を2~3cmくらいずつ前にずらしていき、①と同じ要領でマッサージをします。最終的には、おなかの中心部にたどりつくまで行いましょう。
③同じ要領で、今度は左のわき腹から始めて、おなかの中心部までマッサージしていきます。
わき腹をつかんで腹筋強化・タイエツトその2
①右わき腹のアバラ骨の上の皮膚をつかんで、小さく回しながらマッサージをします く5回まわす)
②次は位置を2~3cmくらい前にずらし、①と同じ要領で胸の中心までマッサージしていきます。
③左わき腹も①~②と同じ要領でマッサージしていきます。
わき腹をつかんで腹筋強化・タイエツト
その3
①右手のひらをわき腹に当て上半身を右にひねります。そしてわき腹から両脚のつけ根へ向かって、手のひらを滑らせる。その後、左脚のつけ根を手のひらで4~5cmの円を描くようにマッサージする。これを5回繰り返します。
②今度は反対に左手のひらをわき腹に当て上半身を左にひねります。そしてわき腹から両脚のつけ根へ向かって、手のひらを滑らせ、その後、右脚のつけ根を手のひらで4~5cmの円を描くようにマッサージします。これを5回繰り返します。
わき腹をつかんで腹筋強化・タイエツトその4
①イスにすわって、背筋を伸ばし、右わき腹をつかみ、少し左側に体をひねります。そして右脚を組み、右の足先をそらせます。この状態で約10秒間、深呼吸します。
②次は反対に左わき腹をつかみ、少し右側に体をわき腹をつかんで腹筋強化・タイエツトひねります。そして左脚を組み、左の足先をそらせます。同じように、この状態で約10秒間、深呼吸します。


その5

立った姿勢で両方のわき腹を強くつかみ、足踏みを30回します。





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