豆腐について!

豆腐 豆腐は大豆からできています。主な栄養素はたん白質と脂質で大部分を占めています。
 たん自質は細胞や筋肉、内臓などの重要な材料であるだけでなく酵素やホルモンなどの生きていく上で必要な物質の材料になります。
 脂質は、食品の成分の中で、水に溶けず、エーテルに溶ける物質を広い意味で脂質といいます。
 大豆100gの中に35gのたんばく質が含まれ、大豆100gの中に20gの脂質が含まれています。脂質は脂肪酸とその他の物質が結合してできていますが、脂肪酸には「飽和脂肪酸」と 「不飽和脂肪酸」 の2種類があり、「飽和脂肪酸」には血中のコレステロールを上昇させる作用があるので摂りすぎると動脈硬化を促進させるおそれがあるのです。対して「不飽和脂肪酸」 のほうは、血中コレステロールの上昇を抑える作用があるのでできるだけ多めに折りたい脂肪酸なのです。
 では、飽和脂肪酸が多く含まれているのはというと畜肉牛乳などの動物性脂肪です。不飽和脂肪酸が多く含まれているのは大豆などの植物性脂肪です。
 特に大豆の場合、84.6%が不飽和脂肪酸でその中には血中のコレステロールを下げる働きがあるリノール酸が多く合せれています。
 その他、大豆にはビタミン、ミネラル、オリゴ糖などのほとんどの栄養素が含まれて、非常に優れた食品と言えるでしょう。大豆から食物繊維などの消化吸収の悪いものをとり除いてたんばく質と脂質をうまくとり出した食品が豆腐です。病人には適した非常に消化吸収のよい食べ物です。





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