酒は百薬の長

 一晩で、ブランデー一本位あけてしまう人でも血液検査の結果、長年アルコール飲料を摂取しているというのに、肝機能異常なしということもあるのです。
 体質にもよるでしょうが飲み方も非常に影響しているように思われます。といいますのは、ブランデーなら必ず水割り、そして高蛋白、高脂肪の料理を食べながら飲みます。そうすれば、余り酔わないし翌日も気持ちの良い目覚めでその上、肝臓にも良いのです。
酒は百薬の長 「酒は百薬の長」といいますが、飲む量や、飲み方によって、万病のもとになる毒薬となります。
 肝臓を悪くする外、胃腸・すい臓など、又、血圧や中性脂肪が上がって心臓病・脳卒中の原因になったりもします。
 又、女性の場合は同量のアルコール飲料でも男性に比べ、アルコール代謝が悪い為、肝硬変になりやすいものです。
 アルコール飲料は、主として、胃・小腸で吸収され、血液の中に入り、肝臓で殆ど分解されます。
 「食前の一杯は、よく回る」と云われますが、食べながら飲むと、悪酔いせず、心地よく酔います。これは、アルコールの吸収率がゆっくりになるからです。
 アルコールは、血液に入ってから肝臓で分解されますが、その速度は、平均一時間に体重1kg当たり約100mgです。仮に体重60kgであれば一時間に6g位のアルコールが処理されます。日本酒一合 (ビール大一瓶) では、アルコールは20gになり、これが完全に分解されるまで、三時間強かかるという事になります。
 最後に、飲む時には、必ず食べながらにしましょう。
 「酒は百薬の長」 深酒しなければ、ストレス解消になり、明日の活力の源にもなります。





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