お茶・紅茶・ウーロン茶

お茶  日本人の生活に欠かすことのできない飲み物ですが、最近はウーロン茶やいくつかの葉をブレンドしたお茶などが色々出回っています。紅茶もウーロン茶も実は同じお茶の木の葉からできているのです。
 製造方法の違いでウーロン茶や紅茶となるわけですが、緑茶はお茶の葉を摘んですぐ加熱します。そうすると葉に含まれる酵素の活性をSTOPさせてしまいます。つまり発酵を止めます。ウーロン茶は発酵を進ませた後加熱して発酵を止めます。紅茶は加熱しないで最後まで発酵させて仕上げます。発酵の程度により味や色が決まり発酵が進むにつれ香りも強くなるのです。
 ウーロン茶や紅茶に比べ緑茶が優れているのはビタミンが多くカテキンという成分が酸化されていないことです。カテキンという成分の効用は、ガンの予防、血中脂質の正常化、血糖値の上昇を防ぐなどです。ビタミンCはウーロン茶や紅茶などにはありませんが緑茶にはそのまま残っているのです。
 緑茶を1日1㍑飲むとカテキンが約1g摂取でき、様々な効果が期待できます。
 しかし、録茶を1㍑飲むのは大変なことです。緑茶の成分を効率よく摂取する為に緑茶を食べるようにします。量の目安は1日約6gティースプーン約3杯です。いろいろな料理に加えたり、工夫すると食べやすくなります。おにぎりにまぶしたりスープに浮かせたりして食べます。
 有効成分のひとつであるビタミンAとビタミンEは食べなければ摂取できません。
 食べることによって食物繊維も摂取できるのです。″食べるお茶“を購入する時には品質をよく見極めることです。有機肥料を使ったり農薬を減らすなど工夫したものもありますが、品質に問題があるものも少なくありません。





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