ぶどうで健康

 最近、話題のワインですが、その原料のぶどうにはすばらしいパワーがあります。
 聖書などにも『生命を維持する大切な食べ物』として書かれてあります。ぶどうはなぜ特別な食べ物として珍重されたかと言うと、ぶどうには酸性化した体をアルカリ性に戻す働きがあるのです。
 人間の体に備わった回復機能を高めるためには、アルカリ性に戻して病気や体の不調を予防することが大切です。
 体をアルカリ性に保つために1日に必要な量はと言うと、種無しぶどうでみなさんおなじみのデラウェアという品種で換算した場合は1房。巨峰やマスカットなどの大粒のぶどうの場合であれば20粒程で十分です。ぶどうの食べれる季節でなければ、ワインを飲むと良いでしょう。少ない量で効果が大きいのでたくさん飲む必要はありません。健康の為に毎日ワインを飲むのなら1日の必要量は、体重1キログラム当たり3cc程で体重50キログラムの人で、グラスに1杯程度でよいでしょう。
 ワインにはポリフェノールという成分が含まれ、活性酸素の増加を防ぎ、動脈硬化やアルツハイマー、痴呆症の予防などに効果があることが最近の研究で分かってきました。下のグラフからもわかるように白ワインより赤ワインの方がポリフェノール含有量が多いことがわかります。ポリフェノールの吸収をさらに高めるにはゼラチンを一緒に摂ります。ゼラチンに含まれるアミノ酸がポリフェノールの吸収を良くしてくれるからです。赤ワインゼリーを作ってみてはどうでしょう。
ポリフェノール




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