健やかな生活を送るための条件

医者① 睡 眠
 人間は本来、生体リズム(太陽と共に起き、日が沈むと寝る)に従って、活動と休息を繰り返します。
 ところが最近は、これが逆になつてきています。『睡眠障害』 です。
 これがあると仕事や生活をしていく上で円滑に事が運びませんし、いろいろな事故等もこれが起因しているといわれる程です。
 浅い眠り(レム)、深い眠り(ノンレム)を睡眠時に平均一時間半毎に4~5回繰り返し、一日の肉体的、精神的疲労を取り去り、明日の活力源とするのです。
 一日7~9時間、出来るだけ質の良い睡眠をとられるようおすすめします。
②充分に水を飲む
 人間の体の6~7割は水分です。水分
水分イ、細胞の新陳代謝を活発にする。
ロ、酸素や栄養物を体のすみずみまで運ぶ。
ハ、血中の老廃物を体外へ運ぶ。
ニ、体液をコントロールする。
ホ、体温の調節。
へ、体の毒素を薄める。
 以上の事から常に質の良い水を体内に一日2~3リットルは補給する必要があります。
 次は水の質について考えてみましょう。
 日本の河川は汚染され、水道水には塩素が使われて消毒されています。
 良質の水とは、極力、有害物質の少ない水で、適度にミネラル分が含まれ、水の分子が小さな水という事です。(分子が小さいほど、細胞に吸収されやすい)
③ビタミンミネラルの補給
ビタミン、ミネラル 微量栄養素といわれるビタミン・ミネラル等は大量に持っても副作用がなく、体の生理機能を活性化し、良い健康状能心を保ち、そして病気を治す事になるのです。
 ビタミン、ミネラルは、本来食事によって摂りたいのですが、それに加えてビタミン剤等を活用し、毎日の摂取によりゆるやかな効果が現れ免疫力を高めたり、薬理作用を呈します。
④糖分のとりすぎに注意
 糖質は人間にとって絶対に必要な栄養分です。
 成人一日約300gが必要ですが、近年摂取過多による
糖分のとりすぎ糖分のとりすぎ

 のパターンが多くみられます。





糖分のとりすぎ

酒は百薬の長、タバコは百害あって一利無し⑤酒は百薬の長、タバコは百害あって一利無し
 適正な量の飲酒は精神安定剤としての働きがあります。
 しかし、適正量を越えれば肝臓病、アルコール中毒等、肉体的、精神的にも健康とはいえない状態になります。
 ほどほどの酒量とは、一日に日本酒一合、ビールなら一本、食事をしながら楽しく飲み、毎日ではなく飲まない日を作る事が大事です。
 発ガン率、心臓疾患率等について喫煙者と非喫煙者との差は、はっきりしています。
 それに、有害な副流煙を回りの人達に吸わせる事になります。喫煙により、VCが破壊され、その為に体の免疫力が低下するのです。
 タバコに関していえば、『百害あって一利無し』。
⑥ストレスはためない
 過度なストレスは、自律神経のバランスを壊し、体調不良を訴えるようになります。
 ストレス過多はVCを破壊し、血中濃度が低下し、免疫力が落ちます。
 ストレスを減らす為に好きな事をやり、楽しく家族との時間を持つ等、工夫が必要ですね。
⑦適度な運動を継続的にやる
 直立二足歩行の動物である人間は、正しい姿勢で歩くことが大変重要です。ところが近年の車社会の弊害として歩く機会が少なくなってきました。その代償として様々な病気の発病原因にもなつているのです。
 そこで少しでも運動不足を解消するために、一日40分位早足で歩く事をおすすめします。
適度な運動を一日40分早足で歩く事で
  心肺機能が高まる。
 ロ 血中のコレステロール、中性脂肪分の減少。
 ハ 新陳代謝が活発になる。
  有酸素運動で脂肪が燃焼する。
 ホ ストレスをためない。

以上の事は、ちょっとした努力で誰にでもすぐに実行出来る事です。無理せず、より長くより快適に生きるために、お役立て下さい。




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