快適にお掃除をするコツ

◎ キッチン  シンクまわりは野菜の切れはしで洗いましょう

 熱に強く、耐久性があり、サピにくいステンレスは、シンクまわりに最適の素材です。でも、水垢や汚れでくすんでしまったのをきれいにするにはどうすればいいのでしょうか?
 固いタワシに洗剤をつけてこする方法は、表面に細かい無数のキズがついてサピの原因にもなるのでしてはいけません。柔らかいスポンジや大根やニンジンなどの野菜の切れはしに液状の洗剤をつけて、ステンレスの筋目に沿ってていねいに磨くときれいになります。
 また、排水□の網目の汚れは古歯ブラシで洗うのが便利です。仕上げは排水口に直接熱湯をかけて流せば、いやな臭いや、ぬめりもなくなります。
布団を干す

◎ 布 団  布団を干すとき、黒い布をかける

 この季節ジメジメした日が多いので、晴れた日にはこまめにふとんを干しましょう。干す際には黒い布を布団の上にかけると、そのまま干した場合より表面湿度が15~20度以上高くなり、ダニなどが苦手な乾燥状態をつくり出せます。夏は表面温度が50°Cを超え、1~2時間干せば表面のダニは死滅します。最後に乾燥機をかけるか、ブラシで上から下へ掃きおろすと効果が大きくなります。

◎ お風呂  浴槽の湯アカは温かいうちこ洗い落とすのがコツ

 浴槽の湯アカは、乾いてしまうと落ちにくくなり、お湯がまだ温かいうちに洗剤をスポンジに浸し、こすり洗いをすれば簡単に汚れが落とせます。
 湯アカがこびりついた場合は、湯アカに洗剤を塗り、上からティッシュを貼りつけて、汚れを取りやすくする方法が効果的です。
 風呂釜のパイプを洗う時、循環式であれば、下の穴を手でふさいで、上の穴からホースの先を細くして水を勢いよく流し、しばらくしてから手を離し、水と一緒に湯アカを流します。
時々、洗剤を使って衛生的にしましょう。

◎ 押入れと壁ぎわ  風通しをよくし、カピを防くための工夫

 押入れは床にすのこを敷いて壁や荷物の間にすき間をつくり、時々移動させたりして湿気がたまらないようにします。押入れを開けて、扇風機で風を送り込むのもカピを防ぐのに役立ちます。
 湿気がたまりやすい壁ぎわはカピが発生しやすい場所です。家具は壁から5cmほど離して風の通り道をつくります。発生したカピは除菌洗剤などで拭き取り、仕上げに防カピ剤をぬっておきましょう。




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