健康は足から足は第二の心臓

歩く歩く靴  「足代わり」 の車やエスカレーターで歩行が不足しがちの現代人。歩く事が少なくなつた弊害は、全身の器官の機能低下に波及しています。歩行不足は全身の筋肉を弱くするだけでなく、血液の循環も悪くし、心臓機能や代謝機能の低下をも招くのです。
 血管も弱くなり、呼吸器が鍛えられないために肺機能も低下します。足が「第二の心臓」と呼ばれるのもこうした事からです。
 足は使ってこそ、鍛えられるものです。
楽しく歩く

足を健康に保つ5つのポイント

①足に合った靴を選ぶ
②背筋を伸ばし、正しい姿勢で歩く
③歩き方のくせを直す
④よく歩く
⑤平地だけではなく、階段や坂道も歩く

老化は足から

 人間の体には約200種類、650個の筋肉があり、その三分の二は下半身に集中しています。
 さらに、上半身と下半身の筋肉の強さを20歳~25歳と60歳とで比較すると、上半身に比べて下半身の筋力は、著しく、低下しています。 「老化は足から」は、まさに、この事なのです。

足のしくみ

①丸いかかと 歩く時、最初に着地するのがかかとです。かかとの骨は着地の瞬間にかかるいろいろな力や衝撃を吸収して、それに耐えられるように、がっしりと大きく、丸い型をしているのです。
②アーチ式バネ 足はたくさんの骨が関節により、つながれており、アーチの様になっています。骨全体で、一つのバネの働きをしているのです。着地する時は、バネのように、しなつて地面からの衝撃を和らげ、さらに地面を蹴る働きをします。
③土踏まず 歩くという事は、かかとから着地をし、土踏まずの外側から着地して、つま先で地面を蹴り出す事を云います。
④指の広がり 歩行が安定して行なえるもう一つの要因に指があります。指の横への広がりは、足が横や縦にふらつくのを抑え、関節への負担を少なくし、歩き易くします。




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