富士山

運動習慣・秋風にのってウォーキング

 中高年の方にとってウォーキングは無理のないやさしい健康法です。 現代の便利な暮らしの中では、普通の生活を送っているだけでは運動不足に陥りがちです。
 特に足の筋肉は運動で積極的に使わなければ老化が早く進みます。 またウォーキングのような適度で持続性のある運動は、善玉コレステロールの活動を活発にし、血圧を下げるため、病気の予防にも効果があると言えるでしょう。
 特に歩くという動作では、全身の筋肉の3分の2を占める歩行筋が使われます。ですから、ただ歩くだけで、体が活性化するほか、脂肪の消費を早めたり心肺機能を高めたりすることができるのです。
 さらに、下半身が鍛えられ姿勢がよくなることから、若々しさの維持にも効果があるといえます。また他の運動・スポーツに比べても、歩くことは体への負担が比較的少ないので、心臓発作や膝痛のおそれもほとんどないと言って良いでしょう。
 ウォーキングは誰でも始められます。歩くことは道具やウェア、パートナーがなくともできます。ウォーキングはいつでも気軽に始められる上、長く続けけることも比較的易しいといえるでしょう。
 さあ、皆さんもウォーキングを始めてみませんか。
 ウォーキングは継続してこそ効果がある運動です。長く続けることは、最初から頑張り過ぎないことです。最初から、毎日5Kmと張り切らずとも、体調に合わせた運動量、普段の生活に負担のかからぬよう、週に2、3回ペースで良いのです。
 また決して、せねばならぬと思い込んでしまわないことです。これではウォーキングが健康の増進になるどころか、かえってストレスとなってしまいます。のんびりと構えたほうがよいでしょう。
 さらにウォーキングの中に何か楽しみを作っていただくのも良いでしょう。たとえば花ウォッチングやバードウォッチング。それに町外れの小さな喫茶店でお茶を一杯というのも楽しいですね。またたまには夕暮れを眺めながら、あるいは星空の下を、というのも素敵かもしれません。ぜひウォーキングの中にも何か楽しみを見つけていただき、毎回の運動の励みにしてください。
 ウォーキングの運動の効果をより大きなものにしたいとお考えの方は、次のような点に気を配ってください。
① 前を真っ直ぐ見て歩く。
② 背筋を伸ばす。
③ あごを軽くひく。
④ 歩幅を少し広くする。
⑤ 手を大きく振る
⑥ かかとから着地するようにする。
⑦ 歩く時間は1日30~40分を目標とする。
なお最初と最後の5分間はゆっくりと歩き中程の15分~20分はスピードを速める。なお、くれぐれも無理をなさらぬように。


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