青雲橋

健康管理・私の健康履歴書

生まれ年
昭和8年生 (1933年)
幼年期
病弱な虚弱体質、幼稚園ではねんど細工が好きな子
少年期
運動苦手な痩身地黒の内気な子、戦時中は模型飛行機つくりに熱中
青年期
病気しなくなるも相変わらず細身、体力なく無理出来ないと思っていた
成人期
アルバイトや仕事も力仕事は出来ない、早くより事務系の仕事に就
50~65歳
病院に行くこと多くなる、くすりもよく飲むようになる
65歳
俺は動かなきゃお先真っ暗だ!、あと何年の寿命か?突然歩き出す
現 在
毎日自分流で歩き、ホームページにも挑戦中の、元気な爺さん
 子どものころは虚弱体質で病気がち、小児喘息が重く親は苦労したと話していた。体型はやせ型運動能力は平均以下、自分は体が弱いと自認し、それを受け入れて過ごす。
 40才代に目の疲れが強く感じられるようになり42才で「老眼鏡」を使い始める、おれもそろそろ老人の仲間入りか位の気持ちで軽く受け入れる。
 50才代冬になると身体のあちらこちらが痒くなり、皮膚科を受診「老人性皮膚そう痒症」と立派な病名が付き以後十数年カユイ、カユイに悩まされる。痒いときの処置は保湿剤のかゆみ止めクリームを塗ること。
 「頭が痛い」理由もなくときどき頭痛がするので鎮痛薬を服用することが多くなる。
 「かぜをひく」年に何回もかぜをひくようになり風邪ぐすりを飲むことが多くなる、ときどきインフルエンザにかかる高熱が何日も続くようになる、体力がないのに更に抵抗力が落ちたかな?
 60才になると病院通いが頻繁になる。「不整脈」がときどきでるようになり近所の内科、市立病院、大学病院と受診、あらゆる検査の結果、危険な不整脈ではなく特に治療の必要のない軽症の不整脈とのこと、しかしときどき脈が乱れ今にも心臓が止まりそうな不安に襲われ、検査結果を素直に受け入れられない。
 「膝の痛み」階段を上るとき膝が痛くなる、年々痛みが強くなり階段の上り下りが苦痛になる、整形外科を何軒も受診、レントゲンは特に病的な所見もなく関節は年相応に悪くはなっているとのこと、しかし痛いものは痛い、そのうちに歩けなくなるんじゃないか思考は暗いことばかり。
 「腰が痛い」腰が痛くて前かがみの姿勢ができない、長く立っておれなく書店での立ち読みが出来なくなる。車の運転を一時間もすると、しばらくは降りて立ち上がれない。
 「握力の低下」手の力が低下してタオルを強く絞れなくなる、ドリンク瓶のキャップが開けられなくなる。
 「むせる」食べ物が気管に入り強くむせる、ときには呼吸ができなくなり苦しむ、大学病院で検査をうけるが呼吸器系消化器系とも特に異常なし?
 「感覚の異常」お尻に触れても感覚がにぶく自分の身体に触れている意識がなくなる。
 「運動能力の低下」野球のボールがまったく投げれない、足がもつれて走れない、息切れが激しい。
 「歩きの異常」真っ直ぐ歩けない、足元を見ないと歩けない、すぐに疲れて座り込む。
 「胃腸の調子が悪い」便秘、下痢がたびたびあり快便の状態絶えて久しい。
 「お腹が出る」お腹が丸くポンと出てウエストが短期間に10センチも太くなる、洋服は補正なくして着れなくなる。
  「唇が荒れて痛い」冷たい風に当ると唇が荒れてヒリヒリ痛む冬の外出が苦痛になる。
 以上のような老人性の諸症状が完璧なまで揃う、最近、友人知人が60代で他界する、この現実は他人事ではない、90才100才でも元気な人がいる、この違いはなんだろう?
 自分は子どものころより体質的に体力がないと納得し受け入れ、あきらめているのか何んにもしていない、何か為すべき大事なものを忘れてはいないか、少しは思ったが結局なんにもしていない。・・・

 65才の5月ゴールデンウイーク、気候はよし何気なく外に出た、運動不足だな~歩いてみよう~休み休みしながら歩き出す、結構な距離時間を歩いたな~と云う感じ、疲れた!でも心地よい疲れだった。
 翌日久し振りに気持ちの良い通じがあった、これは歩いたせいではないか、多分そうだ今日も少し歩いてみよう、以来毎日歩くようになる、365日の内350日は歩いている。
 人間は動物だと知識としては知っていても、動物が動かなくなったら死にいたることを知らない、日に1000歩も歩かない生活は間違いなく寿命を縮めることを知らされました。
 「胃腸の調子が悪い」「便秘」など胃腸の調子は歩くことによって一番早く体感できる、その喜びが散歩を毎日続ける大きな原動力となる。
 「老人性皮膚そう痒症」痒い痒いと同じところを掻きますから皮膚が黒く変色します、痒みは最初の冬は少し残りましたが二度目の冬は痒みもなく、黒く変色した皮膚も完全にもとの色に戻りました。血行が悪いため痒かったんですね、歩くことで血行が良くなり痒みも治まりました。
 「頭痛で鎮痛剤を」歩き始めて数ヶ月たった頃、気が付いたら頭痛もなくなり、痛み止めはまったく使っていませんでした、歩くことで血行が良くなり頭の酸素不足が解消されたのでしょうか?。
 「かぜをひく」最初の冬は風邪をひきましたがその後熱が出るような風邪はひきません。65才からはインフルエンザの予防接種をするようになりました、以来インフルエンザにもかかりません。
 「不整脈」理由は分りませんが歩くようになってから一度もおきていません、多分歩くことで心肺機能が活性化され眠っていた心臓も元気になり規則正しく動いているんでしょう。運動すると治る軽症の加齢による不整脈があるそうです。
 「膝の痛み」「腰が痛い」「運動能力の低下」「歩きの異常」これは時間がかかりますね、徐々には良くなりましたが6年たった現在でもまだまだだと思っています。階段の上り下りはずいぶん楽になり、横断歩道橋も駆け上がることが出来るようになりました。1~2時間の連続ウォーキングも出来るようになりましたが、走ることが十分にできません、これから先市民マラソンで走れるようになりたい、それを目標にして夢としています。
 「握力の低下」歩き始めてから徐々に回復し今では日常生活上まったく意識することはなくなりました、歩くだけでなぜ握力が回復するのか不思議ですが、歩くことは全身運動なんですね。
 「むせる」以前はたびたび起きるのでいつも気にしていました、歩き始めてからこれまで2~3回失敗しましたが、最近はまったく気にしなくなりました、そのうち完全に忘れてしまうでしょう。散歩は反射神経も元気に蘇らせてくれるんですね。
 「感覚の異常」歩き始めてから気が付いたら治っていました、血行が悪くて神経が栄養不足になり感覚が無くなったそうです、使わないと血管も消えて無くなり必要になれば新しく出来るそうです。
  「唇が荒れる」寒い冬の散歩にも唇が荒れるような事もなくななる、抹消血管の血流がよくなったためと思う。
 「お腹が出る」お腹が丸くポンと出てウエストが太くなり、洋服を補正しましたが、殆ど元に戻りぶかぶかズボンをベルトで締める羽目になりました。腹筋が弱くなりお腹が丸く出たのですね、歩いてお腹が引っ込みました。
 「平熱」が35度台だったのが歩き始めて最近は36度台になりました、低体温が問題視されています、健康管理上ふだんの自分の平熱をよく知っておくことが大事です。
 「廃用症候群」聞きなれない言葉ですが、体で知らされました。

 とにかく歩きましょう、散歩のススメ、“歩いて元気” がキーワードです
 ウォーキングで検索すると数十万件ヒットする、ウォーキングは一つの社会現象ですね、やれ有酸素運動だスポーツだ正しいフォームだ運動量は最大心拍数は等々近寄りがたい気もしますが、難しい言葉を気にすることはありません、考えることもありません、生まれてこの方赤ん坊の時から毎日歩いているんですから散歩でいいんです。歩くことで体調が良くなったら続けることになります、続ければ自然と自分に合ったスタイルができ上がります、とにかく外に出ましょう、動きましょう歩きましょう散歩しましょう。
 歩く習慣を作るためには自分流の歩きでいいんです、その内にせっかく歩くなら効率よく効果の期待できる歩きがしたいと云う思いがでるでしょう、その頃からいろいろな紹介記事を参考にして自分流を修正するなり完成度を高めることは自然の流れです。散歩もウォーキングもおなじこと自分流の自然体で流せばいいんです。無理をしない時には休みながら、疲れない気持ちのいい速さで楽しく続けられる程度で継続することです。
 生活習慣病や老化の進行は、生活習慣が深い因果関係にあります、「自分は大丈夫」と思っていても時にはチェックしましょう。健康長寿の基本はなんと云っても食生活です、しかし運動なくして健康長寿はありえません、運動習慣は歩くことから!
 71歳になって、毎日歩きつづけるために、ホームページを作ろうと決心しました、散歩もホームページも続けることに意義があり、そこに喜びが生まれると信じて続けています。あなたもご一緒に散歩しませんか、お勧めします。
 続ける秘訣は、記録付けが一番です、散歩は毎日の歩数、血圧に体重は毎日決めた時間に記録する、記録から体の状態を読み取ることが出来、健康管理にはとても重要です、またとても楽しみです。



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