かぜをひいたかな?かぜの処置はお早めに

葛根湯  朝晩、寒いなと感じる季節となりました。この季節の変わり目にかぜをひく人は、多いようです。
 漢方薬は、発熱や咳などさまざまなかぜの諸症状の改善に有効です。  (ただし、インフルエンザの治療には適しません。また、かぜの症状に似ている肺炎や肺ガンによる咳などには、当然適しません。)
 さて、漢方薬は、かぜの時期  (ひき始めや長引いている)  や患者の体質によって選びます。かぜの初期は、「寒気、頭痛、咽頭痛、発熱」などの症状が現れます。また、体力が充実している「実証  (漢方の考え方)  」の人は、多くの場合、かぜをひいて熱がでてもあまり汗をかきません。従って、汗をかいて熱が下がれば症状が軽くなります。この様な、初期のかぜで、実証の人には、発汗作用のある漢方薬の「葛根湯」がたいへん有効です。かぜ患者
 漢方薬は、あまり効果を期待していない人もいるようですが、「葛根湯」などは、約7割の人に有効だと考えられています。漢方薬は、自分に合っているかが重要です。
 いずれにせよ 「かぜは、早めの処置を心掛けましょう。」
佐藤薬品工業株式会社

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