成人病予防には日ごろから正しい生活習慣を守ることが大切です。
「バランスある栄養」「規則正しい運動」「適度な休養」が成人病予防の3本柱です。
積極的に「健診」を受け、あなたの健康状態の情報を得て、それを活用し健康生活を促進させましょう。
生活習慣の見直しを
あなたは漫然とその日その日を送っていませんか。何気ない日常の生活習慣が、がん、心臓病、脳血管障害など、成人病の原因になっていることがあります。
将来、ぼけたり寝たきりにならないためにも、家族ぐるみで生活習慣を総点検して改善を心がけ、成人病予防努めましょう。
次に掲げる6つの生活習慣の点検ポイントは、いずれも成人病と深いかかわりがあります。
入念に点検しましょう。
点検ポイント
1 食生活
● 何でも好き嫌いなく食べているか
● 食べすぎていないか
● 塩分、動物性脂肪を取りすぎていないか
● 野菜、特に緑黄色野菜をたくさん食べているか
2 嗜好品
● たばこを吸っているか
● アルコールは飲み過ぎていないか
● 清涼飲料水、コーヒー、紅茶などを飲み過ぎていないか
3 運動
● よく歩いているか
● 自分の年齢、体力にあった運動をしているか
● こまめに体を動かしているか
4 休養
● 睡眠は十分にとっているか
● 疲労を蓄積していないか
5 メンタルへルス
● 取り越し苦労をしていないか
● 強いストレスを感じるか
● 精神的なゆとりはあるか
6 保健
● 早めの受診を心がけているか
● 「かかりつけ医」がいるか
● 積極的に検診を受けているか