子供に鼻の病気があるときの症状

 鼻汁、鼻づまりによる口呼吸・いびき・鼻声・鼻汁がのどに流れ落ちるための咳ばらい・頭痛などです。これらの症状が慢性的に続くと注意力・記憶力の低下や疲れやすいなど、日常生活や学業上の問題が生じることもあるので注意しましょう。
 小児の鼻の病気の代表的なものには、アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎(ちくのう症)があります。一昔前までは、鼻が悪いといえば、ちくのう症が主でしたが、現在ではこれに代わってアレルギー性鼻炎が、子供の鼻疾患の中心になってきました。また、この二つの鼻疾患以外に扁桃腺、特にアデノイドの肥大があると鼻づまり、いびきの原因となり、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の症状を悪化、長期化させることがあります。
 慢性的に子供の鼻が悪いと思うときには、鼻疾患、場合によっては扁桃腺の病気の有無を調べなければなりません。L子供の鼻
具体的には、ちくのう症とアデノイドについてはレントゲン検査、アレルギー性鼻炎についてはアレルギー検査(ハウスダスト、スギなど)を行うと病状を正確に把握することが出来ます。
 鼻の病気と簡単に考えないで、対症的に治療するだけでなく、きちんと診断をつけた上で治療を行ったほうが、治りも良く、結果的には治療期間を短くすることが出来ます。




inserted by FC2 system