化学物質過敏症って何?

化学物質過敏症って何?

P過敏症1 私達は、知らず知らずのうちに体内に化学物質を取り込んでいます。体内では、それらの化学物質を分解したり、排泄する働きがあるので、それほど問題はありませんが、この働きにも限界があります。体内に化学物質が蓄積され、ある限度に達すると、体はそれに耐えられなくなります。ほんの微量の化学物質でも、過敏に反応するようになり、吐き気や頭痛などの症状が現れるようになるため、ひどくなると日常生活に差し支えるようにまでなります。
 化学物質過敏症になったときには、身の回りから原因となる化学物質を徹底的に除くことが必要です。また、十分な栄養を摂って体に抵抗力をつけるとともに、運動などをして新陳代謝を活発にし、少しずつ体内から化学物質を排出していくことが大切です。化学物質過敏症の治療には、身の回りの環境とともに、日常生活に配慮し、長期的な展望の元に、辛抱強く治療を続ける必要があります。

シックハウス症候群予防対策

 換気しましようP過敏症2
 夏など気温が高いときは、化学物質が揮発しやすいため、こまめに換気を心がけましょう。また、冬も湿度が高く、締め切っていることが多いので、意識して換気を心がけましょう。
 換気するときには、ただ窓を開けるだけではなく、ドアなども開けて、家の中を空気が通り抜けられるようにするとよいでしょう。
 新・改築したら、部屋の湿度を高くし、建材に含まれている化学物質を揮発させ、換気を繰り返します。数週間、できれば数ケ月間たってから入居するようにすれば安心です。




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