食べ物と健康についてのウソとホント

日本酒はガンや肝硬変に効く?

 アルコールは飲み過ぎると肝臓に悪く、肝障害の発生へとつながります。
日本酒 ところが適量の日本酒なら肝臓にやさしく、丈夫にして肝硬変などの肝障害を防ぐ働きがあります。ですから、日本酒をよく飲む人は肝障害になる比率が低く、日本酒以外(蒸留酒など)を多飲している人はその比率が高いのです。
 つまり日本酒をよく飲む人は肝硬変や肝臓ガンになる率が低いのです。
 その他、日本酒にはガン細胞の増殖を抑制する働きのある成分が含まれています。
 飲み過ぎにさえ気を付ければ日本酒は体にとってプラスの効果をもたらすといえるでしょう。
薬

お茶で薬を飲むと薬効がなくなる?

 昔から薬をお茶で飲むと効き目がなくなるとか、薬効が変化してしまうといわれています。これは、お茶に含まれるタンニンが原因です。
 タンニンは鉄分の吸収を悪くする働きをします。だから、造血剤などの鉄剤はお茶とは相性が悪いのです。
薬 その他に、牛乳、お洒などもいえます。薬を服用しながら一方でお酒を飲むと、肝臓は、薬とアルコール両方の代謝をしなければならない。それに、分解はアルコールが優先されます。すると薬は血液中に長く停滞し、薬の作用が強く出る結果になります。このようなことがないためにも、薬は水かお湯で飲む方がよいということです。





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