いたみにくいお弁当の作りかた

食文化が向上し、食生活はすこぶる豊かな現代に、今、赤信号が点滅しています。

 大腸菌(特にO-157)の発生により、生のままで食ペるのが恐ろしいと思っていることでしょう。そこで毎日の通勤、通学に大事な大事なお弁当作りのアドバイスを紹介。
お弁当◎ 蓋をあけた瞬間、ワッおいしそうと思う感覚を大切にお弁当を作りましょう。赤、緑、黄、黒など、彩り豊かなお弁当は、見た目もきれいで美味しそうですが、栄養のバランスもとれているものです。
◎ ごはんは堅めに炊くといたみにくい。
1、やや水分を控えめにして、かために炊くとよいでしょう。少し長もちします。
2、ごはんを炊く時、梅干しを入れてもよい。
3、ごはんを炊く時、酢大さじ1を加えるとよい。
4、焼きおにぎりにしてしまうのもよいでしょう。
◎ ねり製品は、特に夏の暑い時は避けた方がよいでしょう。
かまぽこ、はんペん、ちくわ、ソーセージなどは傷みやすいので、日付を見て新しい品を、必す火を通して使いましょう。
◎ おべんとう箱はいつも清潔にしましょう。
 洗う時は、こびりついた物が腐っているかもしれません。いつも以上にていねいに洗い、仕上げに熱湯をかけて、乾いたふきんでしっかりとふくことが大事です。
◎ 二度調理、高温処理調理をすると、いたみにくい。
1、蒸したシューマイやギョーザを揚げたり、一度、油で揚げたものを、煮る二度調理法。
2、油で火を通す揚げ物は、高温処理調理法の代表選手です。
3、味つけは、やや濃い味の方が傷みにくい。
◎ 電子レンジは殺菌効果があるので再加熱時に使用するとよいでしょう。
 昨日作った料理、それ以前に作った冷凍室の料理などを、電子レンジで、熱すぎるくらい、チンすれば、その時、仕上げた料理だと思ってもよいでしょう。電子レンジには殺菌効果があります。(但し、平に広げて、凹凸のない状態でチンする)
◎ 熱いものは、必ず冷ましてから詰めましょう。
1、冷めたおかずと熱いごはん、熱いおかすと冷めたごはんを詰めると変質や味落ちの原因になります。
“冷めてから蓋を”がおペんとうを傷ませないポイントです。長時間おくときや暑い季節は、特に工夫を!





inserted by FC2 system