セルフメディケーションの必要性

セルフメデイケーション(自己治療)

 平成17年8月24日付新聞に「平成15年度の国民医療費が過去最高を更新」という記事が載っておりました。医療費の総額は約31兆5000億円にのばり高齢者の増加が主の要因としています。一人当りの医療費でも64歳以下が約15万円に対して65歳以上は約65万円でその差約4倍になっています。なかでも75歳以上では約80万円と年齢が上がるにつれて医療費がかさむ実態が改めて裏付けられました。又これから団塊の世代が60歳を迎え、より一層の医療費が必要になってくることが容易に予測できます。
 さらに同新聞に「人口半年で3万1000人減」という記事も載っており高齢者を支える世代の減少は医療費の自己負担増につながってくるかと思います。
 今後少子高齢化社会が進むにつれ、患者自身が自主的に行う自己服薬・自己治療と云うセルフメデイケーションの必要性や重要性が取り上げられるようになると思います。そこには必要な情報の提供と良い相談相手が必要です。またその先に健康は自己責任の時代となり保健・予防の考えを優先させた情報の収集と、医薬品や健康食品等を上手に使用した、日常の生活習慣を改善実践することが必要であると思います。
佐藤薬品工業株式会社「配置ファッション」第144号より抜粋







inserted by FC2 system