マッサージでしわをとる

 年をとるごとに顔のしわが気になりはじめます。顔のしわをマッサージでとるといってもしわを除くためのマッサージは、それなりのやり方がのぞまれます。目尻のしわは両中指の腹で、渦巻きのようにまわしてこすります。あるいは軽くトントンと叩くのも効果があります。額のしわは、まず、しわと直角に眉から髪の生えぎわに向かってなで上げてから、しわにそって真横にのばしましょう。また口のまわりの八の字形のしわは、その部分を両手でつまんではなし、つまんではなしながら何回もはじくようにします。
マッサージのやりかた
① こする・・指の腹を皮膚にぴったりと平らにつけて軽くこすります。血液循環をさかんにし皮膚の老化を防ぎます。
② たたく・・指先全体で軽くたたく方法です。小じわの予防に適しており、クリームなどの栄養分もまんべんなく行きわたらせる効果があります。
③ つまむ・・人さし指・親指・中指を用いて、リズミカルにはずみをつけて筋肉をつまむやり方です。新陳代謝を活発にし、皮膚に張りと艶をだすのに効果的です。
④ もむ・・中指と薬指でらせん(螺旋)を画きながら筋肉をもむ方法です。こする方法より血行がさかんになりますが、皮膚の老廃物が排出されるので栄養分が皮膚に吸収されやすくなります。
⑤ 押す・・両手のひらで皮膚をおさえて、そのまま皮膚を引っ張るように左右に引く方法です。
マッサージでしわをとる マッサージにかける時間ですが皮膚の違いによっても異なりますが、一般的にいってマッサージした皮膚の部分が赤みと暖かみをおびる程度を目やすにしましょう。回数は皮膚に衰えを生じはじめる24・5歳ごろからは、毎日続けたほうが良いでしょう。それから、普段はなまけていて、たまに時間をかけて行っても効果はないので気をつけましょう。
 マッサージのあとの手入れですが、蒸しタオルでクリームを拭きとり、冷水でしぼったタオルで皮膚のゆるみをひきしめ、その後洗顔と同様に化粧水と乳液で肌を整えます。




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