女性に多い骨粗鬆症

ホルモン・閉経・ダイ工ツト・etC・・・

骨粗鬆症  「骨粗鬆症」は男性に比ベ4倍も女性のほうが多い病気です。それも閉経後10年前後に急激に患者の増加の傾向が見られます。これは女性ホルモンの「エストロゲン」や甲状腺から分泌される 「カルシトニン」 の働きの問題です。
 これらのホルモンは普段は妊娠や授乳でカルシウムが骨から奪われるのを防御してくれる役割を果たしてくれているのですが、閉経後は役割を終えてしまうからです。
骨粗鬆症 このようなことから女性は閉経期の50歳くらいをさかいに年間3%の割合で骨のカルシウムの量は減少していくといわれています。
 男性女性ともに30代前半くらいに骨量が最大になり40代には減少傾向が始まります。
 最大骨量のことをボーンピークといいますが男性の場合1000g、女性は700g~800gありますが、もともとの骨量が女性の方が少ない上に閉経などの生理現象が追い打ちをかけますので女性の「骨租髭症」は男性に比べ深刻なのです。
 また、若い女性の間では栄養バランスを考えない無理なダイエットを試みて、重大なカルシウム不足を招くことも多くなつています。とりわけ若い時期の無理なダイエットは骨粗鬆症の発症を促し猫背になったり骨折等を引き起こします。ダイエットと引き替えにするにはあまりに大きすぎる健康へのリスクと言えるでしょう。妊娠、出産、閉経と女性には男性以上に 骨への負担が多くかかります。「カルシウムの摂取」や「運動」「日光浴」 などの生活の三原則を守ることが大切です。




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