めざせ！！美白（紫外線対策）

　日焼けをするのは簡単だけど、一度焼けた肌をもとのきれいな白い肌に戻すのはとても大変です。色だけではなく、日焼けして紫外線によるダメージを受けた肌は、トラプルだらけなのです。
　放っておいたら取り返しのつかないことになるので、早めに∪∨対策・ホワイトニングケアを始めましょう。

☆こわい紫外線☆

　☆しみ
　皮膚の内側で黒褐色の色素（メラニン）が増え、肌の一部が褐色になるのがしみです。メラニンは、紫外線を浴びると肌を守るために多くなります。日焼けをすると肌が黒くなるのはそのためですが、皮膚が生まれ変わるサイクルに合わせてメラニンは表面に出てきてはがれるので、自然に元の肌色に戻ります。
　ただし、紫外線を浴びすぎたり、その後も浴び続けてしまうと余分なメラニンができ、シミになってしまうのです。
　☆しわ、たるみ
　紫外線には、肌内部の働きを低下させる作用があり、はりや弾力が失われ、溝ができたり（これがしわ）、たるんできたりします。年齢を重ねると誰にでも起こる現象ですが、紫外線がこのスピードを速めているのは間違いない事実なのです。
　また、このダメージは長い期間を経て蓄積され続けるものですので、集中的に日焼けしたからといってすぐしわになるわけではないのですが、気づいた頃こは、すでにできあがっています。一度できたしわ、たるみは簡単には消えません。
　☆乾燥、肌荒れ
　さらに、肌の水分を奪ってしまうのも、紫外線の特徴です。うるおいを守るために必要な皮脂を酸化させてしまうのが大きな原因で、この影響を受けた肌はかさつき、ニキピもできやすくなります。顔色全体がくすんでしまうという危険性もあります。

☆∪∨対策☆

　とにかく紫外線を避けることです。外出するときはできるだけ日陰を歩くようにしたり、帽子や長袖の服を身につけるだけでもずいぶん違います。白焼け止めも効果大ですが、生活パターンに合わせて上手に使うことが大切です。ちょっとそこまでだからと油断しているうちに、ダメージは少しずつ積み重なり、忘れた頃に表れるということを忘れないようにしましょう。
　肌にメイクが残っていると、化粧水がしみこまないのはもちろん、新たなトラブルの原因にもなりかねません。特に∪∨ケア用化粧品は落ちにくいタイプが多いので、念入りな洗顔が大切です。

☆ホワイトニング☆

紫外線を浴びて知らず知らずのうちに濃くなった肌の色を元に戻すのがホウイトニング。でも、紫外線のダメージを受けた肌はなかなかよみがえらないものです。毎日のホワイトニングケアで今の白さをキープしながら紫外線を防ぐことが、かしこい方法です。ホワイトニングは必ずUV対策とペアで考えましょう。健康な肌にこそ、ホウイトニングケアは効果を発揮します。
　『規則正しい生活が、美白への近道』
　いくらよい化粧品を使っても、普段の生活に無頓着では、きれいな肌をつ＜るのはむずかしいというものです。特に大切なのは、充分な睡眠とバランスのよい食事です。睡眠は肌の新陳代謝を高めるのに効果的です。特に肌が生まれかわる夜10時～2時の間はきちんと眠っているのがベスト。そして、白い肌づくりに欠かせないのがビタミン類。柑橘類に代表されるビタミンCやニンジンに代表されるビタミンAを積極的にとるよう心がけてください。